口紅を初めて使うと、どうしても強く塗りすぎてしまい他人からみると違和感たっぷりになってしまいます。顔全体のメイクと併せて考えるのが重要ですが、あくまで自然な仕上がりになるようにしましょう。料理と同じで微妙なさじ加減で印象が大きく変わってくるので難しいですが、何度も練習していくうちにうまくなっていきます。
唇が薄い人が唇の形に沿って塗るだけだと、若干きつい、ごつい印象を与えてしまいます。ふっくらした唇は優しさや柔らかさを表現してくれますので薄いほうの唇をちょっと広げるようにするとかわいくなります。かなり薄い唇のひとは真っ赤な口紅は避けたほうがいいかもしれません。貧弱な印象を強調してしまう結果になってしまいます。
色黒の人が真っ赤な口紅を使うと、くすんだ不健康な印象を与えてしまいます。対策としては、艶出しグロスなどで色を薄めてあげて、軽い印象にします。唇だけが妙に強調されるのは避けましょう。
唇が小さいと顔が大きく見えてしまいます。そういう方にはピンクの口紅をおすすめします。ピンク系統の口紅を使うと唇が大きく見えてバランスが良くなります。リップライナーで大きめに唇の輪郭を描いて、明るめの同系色のピンクで内側を塗ります。形がうまく整っていればこれできれいに仕上がるでしょう。これでも物足りないと感じる人は、下唇の真ん中あたりにシルバーの口紅を重ね塗りします。こうすると唇が大きく見えます。
冒頭にも書きましたが、初心のうちはどうしても強く塗りすぎて「化粧してます」感が前面にでてしまいます。美しさを目指すなら派手に行って大変身を装うより、自然な仕上がりを意識します。
リップブラシは柔らかいものでしっかりした強さを持った素材を選ぶと描きやすいです。柔らかいだけ、硬いだけだとうまくいきません。できればイタチの毛など天然毛のものを選びましょう。太く描ける平筆タイプが使いやすいでしょう。
口紅を塗るのはまったく初めてという方のために、基本を書いておきます。
- リップペンシルで唇の輪郭をなぞります。(唇の色でなぞるのではなく唇のふくらみをなぞります。)上唇の山と下唇の底辺をなぞり、口の角でつないでいきます。軽く口を開けて上下のラインに隙間がないことを確認します。
- リップペンシルを使わない場合リップブラシで輪郭をとります。ただし、この場合いきなりブラシで輪郭をとるとライン部に口紅が乗りすぎて失敗するので、下唇の広い場所に軽く塗ってから輪郭を取っていきます。
- ラインができたら下唇の中央から徐々に広げるように伸ばしながら塗っていきます。同様に上唇も塗ります。
- 全体を塗ったらラインをなぞるように描いていき、ラインと色をなじませます。
- 最後に余分な色と艶を取るためにティッシュで全体を抑えます。仕上がりをチェックしながら調整してください。
最近では女性もグロスだけで仕上げてしまうことが多いですが、グロスのあの力の抜けたセクシーさはやはり無視できません。ただしグロスは手抜きをすると、バランスが悪く品のない仕上がりになってしまう諸刃の剣です。
グロスのみで仕上げる場合、ポイントはリップライナーの使い方になってきます。リップライナーの色はオレンジ系、ベージュ系、ピンク系のナチュラルなものを選びます。ラインをとる時はできるだけ薄くして、濃くならないようにします。グロスはリップライナーと軽く重なるように塗っていきます。唇の中心側にグロスが多めに乗るようにするとかわいく上品な仕上がりになります。
微妙なさじ加減は何度か経験することで養われていくでしょう。

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